先日車を運転していて目に飛び込んできた大きな「ゴルフ5」の看板。



「ゴルフ用品だけを扱っていて、景気とブームの波に飲み込まれないのだろうか」



自分もプレーヤーの一人にも拘らず、専門店のリスクについて要らぬ心配をしてしまった。



そうすると次々に看板が目に入ってきた。



釣り具専門店、牛丼専門店、車用品専門店、コーヒー専門店、ハンバーガー専門店、中古品専門店、うどん専門店、カジュアル服専門店、ラーメン専門店、カーテン絨毯専門店・・・



よく考えてみると世の中には「専門店」で溢れ返っている。むしろ専門店でなければ強みを発揮することが難しい。どれだけ専門性に特化できるのか、どれだけエッジの利いた商品構成が取れるのか、どれだけ顧客のニーズに応えられるのか、超えられるのか。



専門店はその専門性を競うことで成長し、発展してきた。



しかし、その繁栄はある一つの前提に基づいている。



「全体のマーケットが成長している、或いはそこそこ大きいこと」



人類が経験したことのないスピードで少子高齢化していく日本という国。



全体のマーケットのボリュームゾーンが高齢化によりどんどん上昇していき、それに合わせて企業が販売する商品にも変化が起こってくる。そして、次第に全体のマーケットは縮小していく。



高齢化しつつある比較的裕福な団塊の世代がマーケットから去っていく頃にどれほど恐ろしいことが待ち受けているか。



専門店が最初の犠牲者になる可能性は誰にも否めない。