夢を見た

ごくふつうの小田急の駅員がいた

ごくふつうの青空 晴れた空

ごくふつうにカメラを構えた

すると駅員がいった

お客さま 駅員は撮影しないでください

鉄道や 風景は どうぞお撮りください

駅員を撮影するのは別料金です

海老名あたりで時々撮影会をしておりますので

そちらでどうぞ

今日は、はからずも大学にゆき、勉強会に参加させていただきました。

書かれた文章などのものごとはすでにある種の先入観というかカテゴリーに満たされており、カテゴリーにはそのカテゴリーを用いた人の背景があり、それに目を光らせていることが、研究において重要である、ということを学びました。

お世話になった皆様、どうもありがとうございます。

そのあとは、打ち合わせで、生まれてはじめて、コスプレ喫茶?に、行った。コスプレをした若い女性が給仕しているお店だった。

お嬢さんが目の前でゆで卵をむくというサービスがあったが・・・・ややややややめてくくくだだだださいいいい・・・じぶんでやります・・・・といって卵を奪い取り自分でむいた・・・・

そして、そんな自分に失望した。

剥く

のが

サービスなんだ 

から

剝きあう関係

作り上げるお店

なのだから

わたしも剥かれなくてはならなかったのだ、そして剥くべきであったのだ、きっと、これまでも。

女として通用しない貨幣。

高校生だった頃、わたしは自分が女であることさえ知らなかった 女子部だったし 男女交際も禁止されていたし、女性であることを売り物にするな、と、たくさんの先生に、言われた、わたしは、そうだわ、そうだわ、と、頷きながら たのしくお菓子を食べていた、まだ昭和だった、男と女が違うなんて 思いもしなかった・・・・

耳かきをする性と 耳かきをされる性が あります(平成24年センター試験)

大学に入って 共学になると きゅうにオッパイパイになってしまう

なぜなんだろう 身体だけの存在になってしまう

わたしは自分に見られる身体があるなんて あまり気づかなかった

若い女の身体だけがもつ何らかの価値がある なんて 渦中にいるときには気づかない

うーん うーん・・・・

高熱出して苦しんでいたら当時の彼氏がお見舞いに来た

とても不安だったんだあ・・・来てくれて嬉しいよ・・・ハァハァ 

まだ帰らないで・・・・ と布団で泣いていたら 

熱でくらくらしている わたしの頭を そっと 優しくなでてくれた そのひとが

去り際に 突然 あそこ触らせて と 言い放った

あれはいったい なんだったんだろう

何もしているつもりはなくても切り刻んでばらまいているもの

何を売ってるつもりもなくても売り払っているもの

素人であることが売り物になる業種はなーんだ(平成24年センター試験)

元気になったわたしは ただ いたずらに 書き初めを 繰り返す

男女は平等です

男女は平等です

そんなことをめでたく歌えるのはただわたしが 恵まれていたからにすぎない

   「恵まれない国で人身売買される女の子たちの人権を守る仕事に就きたいです」

のちに自分がロストジェネレーションと呼ばれるなんて思いもよらなかった

時は平成へ

ああ ぬくもりが欲しいよ セックスしたいよ

ああ ぬくもりが欲しいよ 優しさがほしいよ

誰かにたっぷり尽くされたい

あなただけの わたしなの 

そういう風に言われてみたいよ

膝枕をされるというのはどんな気分だろう

神様 仏様 

世界でたったひとりだけでいいからわたしのすべてをたっぷり愛してくれる人をわたしにください・・・

こころの座席が空席であることに気づくと

こころが荒れそうです

さびしさに

じゃあ、こんな鉄道、どうですか?

駅員が、駅員のコスプレをして、駅員として、接客をしてくれる

駅員が、乗客に、まるで昔からの友だちのように接してくれる

駅員が、特別な日には、一緒に写真に納まってくれる(別料金)

駅員が、その素手で、ゆで卵をむいてくれる・・・

Why dont you らっきょもどうぞ !

感情労働ではバーンアウトが問題となる(平成24年精神保健福祉士国家試験)

・・・・やさしいことばが ただ欲しい・・・・

・・・・やさしいことばが ただ欲しい・・・・

・・・・売れるものは ただ 売れる という それだけの こと・・・・

・・・・若い女 は その身体は 貨幣である ・・・・

・・・・ああ、ほんとは わたしも売れたかった 貨幣として売れたかった・・・・

男女平等なんて 言いながら ごくまれに 女として 扱われるときの あの じゅじゅじゅじゅじゅんとした あれ あの ふらーっと呼ばれる感じが わすれられない・・・・わからない・・・・

剥き合うことが第一歩です、

目をむいて前を見よ、

一皮むいて前にすすめ、

女に生まれたら女として生きよ、

それ以上でもそれ以下でもなく、女として生きよ、

夫のために、むいてやるのだ

誰かのために、むいてやるのだ

朝から晩まで、むいてやるのだ

いい年をして、むいてやるのだ

女として立派に剥いて剥かれて生きてやるのだ

ひざを切り刻み枕にして売るのだ

女の女であるところを売りに売ってやっとのことで生活するのだ

それがどんなに痛くてもそれを選んだのなら泣きながら笑うのだ そうしなくては生きてゆけない わたし おんなとしてしか生きてゆけない かなしいけれど・・・・

あした、剥く。

と そのくらいで 目が覚めた。